こんにちは。 昨夜の地震、驚きましたね!! 皆様お怪我は無かったでしょうか?
東日本大震災から間もなく10年を迎えようとしていますが、未だに余震が来るとは自然の力って本当に恐ろしいですね…。
今日は朝から家の中の片付けに追われている方も多いのではないでしょうか。
「災害は忘れた頃にやって来る」
外構・お庭まわりで最も危険な箇所と言えば、境界や門まわりのブロック塀です。
今一度、ご自宅のブロックをチェックしてみましょう。
◆◆危険なブロック塀 外観チェックポイント◆◆
■塀に傾きやひび割れ、鉄筋の露出などはありませんか?
■塀は高すぎていませんか?
「補強コンクリートブロック造の塀」の場合、塀の高さは2.2m以下
「組積造の塀(石造・レンガ造・その他の組積造等)」場合、塀の高さは地面から1.2m以下
■塀の厚さは十分ですか?
「補強コンクリートブロック造の塀」の場合、塀の厚さは15cm以上、高さが2m以下の場合は10cm以上の厚みが必要
「組積造の塀」の場合、塀の高さの10分の1以上の厚みが必要
■控え壁はありますか?
「補強コンクリートブロック造の塀」の場合、長さ3.4m以下ごとに、高さの5分の1以上突出した控え壁を設置する。(塀の高さが1.2m超の場合のみ)
「組積造の塀」の場合、塀の長さ4m以下ごとに塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁を設置する。
控え壁 |
上記に1つでもご不安な点があれば相談が必要です。
ブロック倒壊の例 |
古いブロック・高さのある塀は危険です |
ブロック塀の撤去については、除去工事の補助金が交付される場合があります。
仙台市を例に挙げると、現状で特に危険と市が判断した場合には、要件を満たせば除去工事に要する経費(見積り金額)もしくは除去するブロック塀等の長さ1mあたりに¥80,000-を乗じた額のいずれか少ない方の金額を基に算定し助成されます。
補助金の有無や詳細については各自治体によっても違いますので、塀の撤去をご検討されている方はお住まいの市町村へ問い合わせてみて下さい。
弊社には「ブロック診断士」の免許および「ブロック技能士」の資格を有するスタッフがおりますので、ご心配な点がございましたら是非ご相談くださいませ。